保育士さんなら覚えておきたい、子どもが泣き止まない時の対処法

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子どもが泣き止まないときの3つの対処法

子どもを抱っこするイラスト

子どもというのは大人では理解できないくらい泣いてしまうことがあります。特に乳児など幼い子どもは、泣くことで自分の気持ちを伝えているという一面もあります。涙が止まらなくなるのは3歳児以下の低年齢児によくあること。ただ、出来れば早く泣き止んで欲しいものです。そんな時の対処法をいくつかご紹介します。

楽しい音楽をかける

例えば入園当初の登園時など、まだ環境に慣れていない子どもたちは泣いてしまうことが多いですね。そんな時は保育室に楽しい音楽をかけるのが効果的です。それも子どもがよく知っているような童謡だったり、泣いている子の好きな曲が分かっている場合はその曲をかけましょう。乳児の場合は、アンパンマンなどが特にオススメです。一緒に体を動かして踊ってみると更にいいでしょう。クラスに泣いている子どもがたくさんいて、一斉にあやしたいときなどに効果的です。

抱っこをする

低年齢児の場合は、抱っこをしてあやすのが最も効果的。例えすぐに泣き止まなくても、抱いてゆっくりあやしているうちに泣き止む子どもが多いです。私も以前、一時保育の子どもが泣いて登園してきた時は必ず抱いてあやしていました。また歌を歌ってみたり膝に乗せて絵本を読んであげることで、子どもたちは少しずつ落ち着きを取り戻してきます。

ふれあい遊びをしてみる

1人1人の子どもをあやしたい時は、ふれあい遊びをしてみるのもいいかもしれません。例えば乳児なら『一本橋こちょこちょ』などはとても人気があります。少人数ずつでゆったりとした空間の中でやると効果的です。


『一本橋こちょこちょ』
いっぽんばーし(子どもの手のひらに自分の人差し指を立てる)
こちょこちょ(手のひらをくすぐる)
たたいてつーねって(手のひらを軽く叩いたり、つねったりする)
かいだんのぼって(手のひらから肩に向かって、中指と人差し指で登っていく)
こちょこちょ~♪(脇の下をくすぐる)


【まとめ】

年齢が幼くあまりに泣き止まない場合だと、ただ機嫌が悪いのではなく『体調を崩している場合』や、『どこかけがをしている場合』なども考えられます。子どもの様子をチェックして状況を確認してから正しい対処をしていく必要があります。


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