保育士に向いているのはどんな人か

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私が思う保育士に向いていると思う人

「この仕事が天職だ」と思うことができれば、働いていてどんなに大変でも充実感や幸福感が得られます。では、保育士に向いている人とはどんな人でしょうか?

子どもが好きな人
子どものイラスト

これは基本ですね。保育士という仕事は子どもが中心なので「子どもが嫌いな人」や「子どもが苦手な人」には辛い仕事です。


この仕事を長く続けている私でも、仕事で長く子どもと接していると、自分が本当に子どもが好きなのか分からなくなることが時々あります。


行事の直前で仕事が終わらず、夜まで園に残って仕事をしている時や、保護者の対応がうまくいかず、クレームが出てしまった時など「自分は本当にこの仕事に向いているのだろうか?」と不安になる事もよくあります。


でも、きちんと落ち着いて子どもと向き合う余裕がある時は、子どもと一緒に遊んでいても「あ、この子にはこんないいところがあったんだ」と気づいたり、子どもの発想から出た発言が面白かったりして「やっぱり保育士っていい仕事だな」「子どもはやっぱり可愛いな」と思います。


保育士も一人の人間なので、気持ちが不安定になることもありますが、大切なのはそんな自分を責めずに、受け入れていくことです。


心の底から子どもが好きだからこそ、辛いことも乗り越えていけるし、保育士という仕事にも誇りをもって働くことができるんだと思います。

コツコツ頑張れる人

保育士は見た目の華やかさの裏側に、おどろくほどの仕事量があります。特に行事の前になると、作り物が増えていきます。


また日々の日案、週案、月案などの記録書類や、子どもの個人記録、年度末には一年の子どもの成長のまとめを要録に記録していくなど、園によって様々な仕事があり、それを要領よくさばいていくには相当な能力を要します。


しかし、例え要領よくさばけなくても途中で投げ出さず、1つ1つを丁寧に終わらせていける人は、周りからも信頼され、不思議とその熱心さは子どもにも伝わります。何事もそうですが、コツコツと頑張れる人は保育士に向いていると思います。

コミュニケーションを積極的にとれる人

保育士は人と接することが多い仕事です。それは『保育士と子ども』の他にも『保育士と保育士(職場仲間)』『保育士と保護者』など様々。


色んなタイプの子ども、保育士や保護者がいるので、自分と考えが似ている人もいれば、全く違う考えの人もいます。


自分と合う人ばかりとコミュニケーションをとり、考えの合わない人たちを敬遠していると、周りの空気も悪くなり子どもたちはその空気を敏感に感じ取ってしまいます。


保育士や保護者など、子どもたちを取り巻く側の人間同士が、良いコミュニケーションをとり、良い関係を築いている場合、不思議と子どもたちも元気で健康に育つと私は考えています。


自分から積極的に声をかけ、周りの人の気持ちを思いやり、周りの人とのつながりを大事にすることができる人も保育士に向いているのではないかと思います。

大事なのは子どもが好きという気持ち

もちろん、これ以外にも保育士に向いている性格だと思うことはたくさんありますが、逆にこんな人だから保育士には向いていないということもありません。


やっぱり一番大事なのは子どもが好きという気持ちだと思います。


子どもは好きだけど、通常の保育園には向いていないと感じたら、イギリス発祥の少人数家庭的保育「チャイルドマインダー」という資格をとって、将来的には在宅や訪問での保育の道を目指すという手もあります。


興味があれば資料だけでも取り寄せてみましょう。資料請求先→チャイルドマインダー養成講座!

※実際にチャイルドマインダー養成講座の資料を取り寄せてみました→『チャイルドマインダーの資格が取得できる養成講座の資料を取り寄せてみた』

【まとめ】

少しの期間とはいえ『幼少期』という、誰かの大事な時期に関わる保育士という仕事は、とてもやりがいのある仕事だと思います。辛いこと、逃げ出したいことはたくさんありますが、その分、子どもの成長を感じたときは、飛び上がりたいくらい嬉しい気持を味わうこともあるでしょう。あなたも、そんな保育士を目指して頑張ってください!


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