保育の現場に出て2年目で学んだことは、周りの空気を読んで行動に移すということ

保育士さんの悩み.com

保育の現場では、他のクラスや周りを気遣う気持ちが大切〜2年目で学んだこと〜

他の先生が困っている時は率先して協力しましょう!
周りの状況を見て動くことを心がける

右も左もわからず、がむしゃらに頑張っていた1年目の頃とは違い、2年目ともなると園の様子や年間行事も把握できてくるので、先の見通しも立てやすく、保育の仕事も進めやすくなってくると思います。しかし、勤続年数が上がってくると「いかに周りの状況を把握して、スムーズに動き、保育が出来るか」といったことが求められてきます。


幼稚園教諭2年目だった私は、自分の担任クラスに関しては、ある程度見通しを持って仕事をすることが出来ましたが、他のクラスを交えた行事などになると周りへの配慮が足りず「もっと周りを見て動いて!」とよく先輩からも怒られました。

助け合いの精神が大事

運動会のかけっこの練習などをしていると、『スタートラインなどが消えてしまう』といったことや、自分たちの練習が終わったあとに次の学年が練習をしたい場合、『自分たちのラインが引かれたままだと練習しにくい』といったことがよくあると思います。


そんな時、例えば練習中にラインが消えてしまった場合は、合間を見て新たに線を書き足す。また他のクラスが練習にきた場合は、『これから練習を行うクラスがラインを引きやすいように、自分たちのラインはしっかり消しておく』など周りを考慮した行動が大切になってきます。


他の先生たちも自分のクラスの子どもを見ながら保育をしているので、大変なのは一緒。常に助け合いの精神を持ち、お互い協力しながら保育を行っていくようにしましょう。

2年目の先生は1年目の後輩先生にも気をくばる

当時の私には、自分のクラスを意識するあまり『他のクラスのことも考えて行動する』ということが十分に出来ていませんでした。


本来であれば『何もわからない1年目の先生』をサポートするという意味でも、園の様子や年間行事を把握している先輩先生が『どういったところに人手が足りず、どう動けばいいのか』などを率先してやっていかなければいけません。


1年目の自分を思い出し、後輩が大変そうな時は率先して面倒を見てあげましょう。

毎日の反省や思いが、より良い保育を育てる

私は幼稚園教諭2年目のころ、仕事が終わったあとに自分の今日一日の反省や感想をいつも思い返していました。


「今日はあんなことを言われて嫌だったなぁ」とか「今日はこんな保育をして子どもたちの笑顔をみることができた」などを考えて、自分なりに答えを見つける努力をしていました。


『上手くいかなかったこと』が多かったからといって、落ち込んでばかりいても仕方ありません。「どうすればあんな嫌な思いをせずに済んだのか」「こう動けば結果が違ったのではないか」など、自分なりの答えを見つけだし、少しでも良い保育が出来るよう頑張りましょう。


私自身、今思えば先輩から怒られたこと、言われて嫌だったことを思い返してみると「なるほどな」と思うことがたくさんあります。そして身に付いたこともたくさんあります。若いうちはたくさんの失敗をして、たくさんの嫌な思いをするかもしれませんが、それがいつか自分の財産だと思える時がきっとやってきます。


[関連記事]
スポンサーリンク
幼稚園教諭、保育士さんにおすすめの転職サイト
保育ひろば