通信講座を受講して保育士資格を取得するさいのメリットとデメリットのお話です

保育士さんの悩み.com

保育士の資格をとるために通信講座を受けるさいのメリット・デメリット

通信講座で保育士の資格をとるメリットとデメリット

前回の記事でも書きましたが、保育士になるためには『卒業と同時に資格が取得できる、短大や大学、専門学校などの保育士養成施設へ通う』か、『独学や通信講座を利用しながら、国家試験で毎年1回行われる「保育士試験」を受験し、合格して資格を取得する』という方法があります。今回は、通信講座を受講して資格を取得するさいのメリットとデメリットのお話です。

通信講座で資格を取得するさいのメリット
自分のペースで勉強が出来る

養成学校へ通うとなると一定の時間を確保する必要があるので、主婦の方や他の職種に就いている社会人の方には非常に困難です。そういった時間に制限のある方でも、休日や帰宅後、家事の合間などを利用して勉強できるのが通信講座の良いところ。空いた時間を有効活用して、保育士の資格を取得することができます。

費用が安い

養成学校の場合、最低でも100万円以上の学費がかかります。その他にも通学費用や昼食代など、たくさんの費用が必要になってきます。一方、通信講座の場合は安いものだと4万円前後から受講できるものがあります。自宅で学習できるので通学費用などもかからず、出費を抑えられるというメリットがあります。

資格を取得するまでの期間が短い

養成学校の場合、通常2年〜3年をかけて学校に通う必要があります。一方、通信講座の場合、自分の努力しだいでは半年の学習期間でも試験に合格する可能性が十分あります。あなたのヤル気次第で、最短で資格を取得出来るというメリットがあるのです。


また、イラスト入りの可愛らしいテキストやDVDを見ながらのわかりやすい解説もついている場合が多いので、あなたの「頑張りたい」というモチベーションアップにもきっと役立つでしょう。

通信講座で資格を取得するさいのデメリット
『必ず資格を取得できる』という保証がない

養成学校へ通った場合、基本的には卒業と同時に自動的に資格を取得することができます。一方、通信講座の場合は、あくまでも毎年1回行われる「保育士試験」を受験し、合格しなくては資格を取得することができません。通信講座を受講しても必ず資格を取得できるという保証がないのです。

環境や気持ちを自分で整える必要がある

勉強出来る空間が必然的に用意されている養成校とは違って、通信講座の場合は自分でその環境を整えなければいけません。自宅で勉強するとなると、テレビや家族など色々な誘惑があるかもしれません。「今日はここまででいいや~」と、自分の気持ちに甘えてしまうこともあるでしょう。

保育の講座は、たくさんのことを学ばなければならないので、一度甘えが出てしまうと資格取得は難しくなります。自分を奮い立たせて、短期間に集中して勉強する覚悟が必要になってきます。誘惑に負けてしまいそうな方は、図書館など比較的静かで勉強しやすい空間を利用するのがオススメです。

分からないこと、聞きたいことを先生に聞けない

養成学校の場合は、分からないことや聞きたいことがあった場合、すぐに先生に聞くことができます。一方、通信講座の場合はそうもいきません。分からないことは自分で調べたり、考える必要があります。ただ、分からないところをメールなどで質問できたり、無料セミナーなどを開催している通信講座もあるので、より条件の良い通信講座を選ぶことが大切です。


通信講座だと、どうしても実践を経験することができません。保育の勉強をしていて実践で更に力をつけたいというのであれば、『自分から行きたい園へ連絡をとり実習のお願いをさせてもらう』ぐらいの熱意があってもいいのかもしれません。

実際に資格が無くても保育の補助として働ける求人などもあります。保育補助といっても、子どもたちにとっては先生と同じなので、保育士としての働き方などを勉強するには良い機会。保育園や幼稚園は常に忙しいので、誠意をもって伝えれば意外と受け入れられるのではないかと思います。

大切なのは、そこまでしてでも保育士になりたいという気持ち。社会人や主婦、決まった時間がとれない、自宅で勉強をしたいという方には通信講座は最適な学習方法です。しっかりと計画を立て、強い信念をもって勉強すれば、必ず試験にも合格することができるでしょう。

下記に通信講座の資料を無料で取り寄せが出来るサイトを掲載しておきますので、気になる通信講座の資料を取り寄せて、自分が一番良いと思う講座を受講しましょう

※資格が無いけど、保育の仕事がしてみたいという方の参考までに→バイト探しはマイナビバイト(地域を選んで「保育園」などで検索してみてください。地域によっては無資格でも募集している園がありますよ!)


[関連記事]
スポンサーリンク
幼稚園教諭、保育士さんにおすすめの転職サイト
保育ひろば