私が子ども達に読んできた絵本の中でも特に子どもたちが興味を示した絵本をいくつか紹介したいと思います

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保育士さんにオススメの、子どもが大好きな絵本の紹介

子どもが絵本を読んでいるイラスト

幼稚園や保育園にはたくさんの絵本がありますよね。私自身もたくさんの絵本を、色々な幼稚園や保育園で読んできました。

今回は、その中でも特に子どもたちが興味を示した絵本をいくつか紹介したいと思います。

『でた!かっぱおやじ』作・絵/伊野緑、吉田裕子、安曇幸子

かっぱの世界を飛び出して保育園にやってきた『かっぱおやじ』。子どもたちは姿の見えぬかっぱおやじを怖がりますが、勇気をだしてかっぱおやじを探しだすというお話です。

「大学時代の実習で子どもたちへのウケが良かったから、読んでみたら?」という友達の言葉から、私も幼稚園や保育園でこの本を何度も読んできました。実はこの本はなぜか本屋では売っていません。直接自分で問合わせて注文する必要があります。

幼児向けのこの絵本。絵はシュールなのですが、なぜか子どもたちはこの絵本が大好きなんですよね。静かに座って話を聞くことが難しい子どもたちでも、この本を読むとたいてい見入っていることが多かったです。

この絵本を見た後にかっぱおやじごっこ(『かっぱおやじがいそうなところを探す』という、子どもたちが考え出した遊び)をして遊んだりしたこともあります。絵本からごっこ遊びに繋げていくのもいいかもしれません。

『ねないこ だれだ』作・絵/せな けいこ

こちらは、『いやだいやだ』などの絵本も手がけている、せなけいこさんの絵本。夜遅くまで起きていると、お化けが子どもをさらって空の彼方まで飛んでいってしまうというお話です。

乳児向けの短編絵本ですが、お昼寝前によくこの絵本を読んでいました。お昼寝をせず、モゾモゾ起きている子どもに「おばけちゃんが来るよ~〇〇ちゃんをさらっていっちゃうよ~」と、ちょっぴりおどかしたりすると効果抜群です。

最後はお空へ連れて行かれるという、ちょっと残酷な結末にも関わらず1歳の子どもたちは、じーっと絵本に見入っていたのが印象的です。

『だるまさんが』作/かがくい ひろし

人気のだるまさん絵本シリーズの一つです。手足の生えた『だるまさん』が動いたりして、楽しんで見ることのできる絵本です。この本を読んでいると、小さな子どもたちは、だるまさんと一緒に体を動かしはじめます。そこから遊びを展開させて、リズム遊びにつなげていくことが出来ました。また、言葉がなかなか出てこない子どもたちも、一生懸命「だるまさんが」と言っている姿がとても印象的でした。

『ありがとうともだち』作/内田麟太郎、絵/降矢なな

キツネの友達を喜ばせようと、嘘を本当にしようとするオオカミ。けれどオオカミは失敗をしてしまいます。がっかりさせてしまったはずなのに、キツネは…

年長さん向けのお話です。私自身はこの絵本を子どもたちに読んだことはありませんが、同僚の先生が友達の大切さを知らせていくために、この絵本を読んだことがあるようです。

ちょっぴり乱暴で不器用なオオカミが友達のキツネの為に一生懸命になるところは、子どもだけに限らず大人の心にも響くものがあるそうで、オススメの一冊とのことでした。


【まとめ】

以上が私が聞いたり実際に読んだことのある絵本です。皆さんも是非、自分の保育の中に取り入れてみてください。


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