保育士の一番の悩みは職場の人間関係

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職場の人間関係について

悩みは、一人で抱え込まずに自分の一番身近な人や信頼できる人に相談してみましょう。

保育士として働くにあたり、一番気になるのは職場の人間関係という方も多いのではないでしょうか。


私も転職を何度か繰り返しましたが、その度に「あの職場で働いている人は、みんないい人たちなのだろうか」「いじめられたりしないだろうか」と常に不安な気持ちがありました。


私の場合は、周りに同じ保育士や幼稚園教諭など現役で働いている友人が何人かいたので、面接の応募をする前に園の評判や指針を聞いたりして情報を集めました。


ただ、雰囲気の良さそうだった保育園に採用され実際に行ってみると、面接時には感じの良かった園長先生が実はとても厳しかったり、意地の悪い先生たちが何人かいたりすることも...。


子どもたちが帰って、保育室で一人残って作り物をしていると、辛くて涙が止まらないこともよくありました。

助けてくれたのは保育士として働く友人たち

当時の私は、毎日朝がくるのがおっくうで、休みの日でも次の日は仕事だと思うと気持ちも休まらず、リラックスできる時間が次第になくなってしまい、だんだんと精神的に追い込まれていきました。


そんな時に助けてくれたのは、保育士として働く友人たち。もちろん、他の職業の友人たちにも助けられましたが、女性が多い職場という独特の苦しみを分かり合えるのは、やはり同じ仕事をしている者同士。


特に同期だと同じ苦しみを味わっていることが多く「あの先輩保育士さんはこのように声をかけたら大丈夫!」「園長先生にはこうお願いすると気持ちを聞いてもらいやすい!」など解決策が出てくることも多いです。


私自身、同期の存在がなかったら、きっと人間関係に揉まれて、途中で保育士を辞めていたのではないかと思います。

大事なのは悩みを一人で抱え込まないこと

私は職場環境に恵まれていたので、頼もしい同期たちがそばにいて、何とか1年、また1年と乗り越えることが出来ました。ただ、同期がいないという方も大勢いらっしゃるかと思います。


そんな時は、自分の一番身近な人、信頼できる人にまず相談してみましょう。それは家族であったり、恋人、友人など様々だと思いますが、自分の悩みを真剣に聞いてくれる人ならきっと大丈夫!


一人で悩んで、一人で解決しようと思っていると、いつの間にか自分の心を追い詰めてしまい「子どもが嫌い」「保育が嫌い」と思うようになってしまいます。


そうなってしまっては、せっかくあなたが持っている保育力を発揮できず、勉強してきたことがすべて無駄になってしまうかもしれません。


保育士は、人対人の仕事なので、どうしても人間関係の悩みが尽きません。ただ、勇気をもって誰かに相談することで、気持ちが軽くなることもあります。

人間関係の良い職場への転職も考える

どうしても人間関係を良好にすることができないという場合は、思いきって転職してみるのもひとつの方法です。


先ほども言いましたが、無理に頑張り自分を追いつめて「子どもが嫌い」「保育が嫌い」となるぐらいなら、環境を変えてみることで違った何かが見えてくるかもしれません。


私も以前、軽い気持ちで登録した保育ひろばで人間関係の良い職場に転職できた経験があります。その保育園は、『以前の辛い職場はいったい何だったんだろう』と思うくらい、とても良い職場でした。


子ども達の前に立つ先生として、心から笑顔で働けるように、そして保育を楽しめるように頑張りましょう!


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